科学

追熟(ついじゅく)(After-Ripening*)

投稿日:2018年3月16日 更新日:

(農業)(科学)

植物体から切り離したあとの果実に起こる成熟の現象。トマト、バナナ、セイヨウナシ、パパイア、アボカドなどに起こる。後熟(こうじゅく)ともいうが、後熟は果実だけでなく種子の場合をも指す。

成熟を促進させるためにエチレンガスを用いることもある。

*ripeは形容詞で「熟した」の意味。

-科学

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

光飽和点(ひかりほうわてん)(Light Saturation Point)

(農業)(科学) 光の強さがそれ以上大きくなっても光合成速度が速くならなくなる点(光の強さ)のこと。 植物の光合成では、光の強さが増すとある程度までは光合成が速くなるが、ある点を限度に速さはそれ以上に …

no image

原核生物と真核生物(げんかくせいぶつとしんかくせいぶつ)(Procaryote and Eucaryote)

(農業)(科学)   原核生物 真核生物 染色体 細胞内にむき出しで存在 (核がない) 角膜に包まれている (核がある) 誕生 35億年前 20億年前 大きさ 1〜10 μm 10〜100μ …

no image

原生生物(げんせいせいぶつ)(Protist, Protozoa)

(農業)(科学) 真核生物のうち、①動物、②植物、③菌類(カビ(糸状菌)、酵母、キノコ)以外の生物の総称であり、それは④原生動物、⑤クロミスタ(藻類を含む)となる。 ④原生動物の例として、鞭毛虫類(ミ …

no image

光周性(こうしゅうせい)(Photoperiodicity)

(農業)(科学) 昼の長さ(明期)の変化、もしくは夜の長さ(暗期)の変化に応じて生物が反応する性質。明期が長くなると花芽をつけるものを長日植物、明期が短くなると花芽をつけるものを短日植物という。 →日 …

no image

窒素固定(ちっそこてい)(Nitrogen Fixation)

(農業)(科学) 空気中の窒素分子を他の反応性の高い窒素化合物に変えること。ある種の細菌は大気中の窒素をアンモニア(NH3:窒素化合物の一種)に変えるはたらきがあり、これは生物学的窒素固定(Biolo …