科学

根粒菌(こんりゅうきん)(Root Nodule Bacterium)

投稿日:2018年3月18日 更新日:

(農業)(科学)

植物の根で根粒をつくる細菌であり、大気中の窒素を植物側に供給し、植物側からは光合成による産物を得る共生関係を成す。

*窒素固定とは空気中の窒素から、種々の窒素化合物を合成することをさす。ここでは根粒菌が大気中の窒素を窒素化合物に変えて植物に提供している。

窒素固定

-科学

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

エチレンガス(Ethylene Gas)

(農業)(科学) 熟成していく野菜や果物から発生するガス。成熟ホルモンと呼ばれる。果物の多くはこれによって果物に含まれる酵素の働きが促されて熟していく。そのため追熟(ついじゅく)用に足されることがある …

no image

クリーンベンチ(Clean Bench)

(農業)(科学) 無菌作業を行うための箱状のスペース。ベンチというと長椅子をイメージされてしまいがちだが、作業台・大工仕事や機械作業で用いる机・加工機械の加工品を載せる台をWorkbenchといい、英 …

no image

物質循環(ぶっしつじゅんかん)(Material Circulation)

(農業)(科学) 二酸化炭素、水、窒素、リンなどの物質が、地球的規模でくりひろげられている物理的・化学的・生物的なすべての活動が総合された大きな流れにのって循環していること。

no image

トマトの着果促進(とまとのちゃっかそくしん)(Fruit-Setting for Tomato, Fruiting Acceleration for Tomato*)

(農業)(科学)(農薬) トマトに限らず、ナス、メロン、モモ、ブドウなどにおいて着果性を高める薬剤を着果剤という。または着果ホルモン剤、植物ホルモン剤という。植物自ら作り出しているホルモンと同様の働き …

no image

ブルームレス(Bloomless)

(農業)(科学) 果実の表面に分泌される白い粉状でロウ質の物質を果粉(かふん、Bloom)という。ケイ酸が主成分である。果実を病気から守ったり、果実の水分蒸発を防いだりする役割があるとされる。この果粉 …