植物

常緑樹(じょうりょくじゅ)(Evergreen, Evergreen Tree)

投稿日:2018年5月10日 更新日:

(農業)(植物)

葉を一年中つけている樹木。葉の交代が連続的に行われ、落葉期をもたない樹木。ここでの落葉期は無葉期(葉が無い期間)という意味である。

落葉樹の対義語。ただし落葉しないのではなく、1年から数年ぐらいで落葉する一方で次々に新しい葉がつくられていくので落葉が目立たたないだけである。

落葉樹と常緑樹は落葉期(無葉期)の有無で区別されるが、常緑樹の葉は革質(かくしつ)や肉質(にくしつ)であって厚く光沢があり見た目も落葉樹と異なる傾向がある。

  樹種 分布 葉の寿命
常緑広葉樹(この常緑広葉樹が多くを占める樹林を照葉樹林という) カシ、シイ、タブノキ、ヤブツバキ、クスノキ 温帯の低山地、亜熱帯、熱帯 熱帯では数ヶ月のものもある。温帯以北では1年から2~3年。常緑針葉樹にあっては10年以上のものもある。
常緑針葉樹 マツ、モミ、スギ、モミ、ツガ、シラビソ、オオシラビソ、アカマツ 冷温から亜寒帯

ヤブツバキ、クスノキのように1年で毎年すべての葉が替わるものから、アカマツ、シイのように普通は2年のもの、モミ、ツガのように長ければ10年以上になるものまである。

常緑樹の落葉期(ここでは生え変わり期という意味)は、広葉樹では春の新葉展開時が多いが、針葉樹では生長が休止する秋から冬にかけてである。

熱帯では、新葉の出葉とともに旧葉が落葉していく常緑樹もあり、この場合は葉の寿命が数ヶ月という状態もおこる。

*無葉期(葉が無い期間)はここで創作(2018/5/11)。

-植物

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

鱗茎(りんけい)(Bulb, Scaly Bulb)

(農業)(植物) 根(ね)と異なり、茎の地下部分であるところの地下茎の、4分類のひとつ。地下茎に多肉的な葉や鱗片葉(りんぺんよう)がつき、養分を蓄えているもの。 生育に不適な季節に地下に養分を保存して …

no image

茎(くき)(Cane, Caulome, Culm, Haulm, Pedicle, Rib, Rod, Shank, Stalk, Stem, Stipe)

(農業)(植物) 維管束植物(シダ植物と顕花植物)の体を構成する根、茎、葉のうち中間部分(中心部分)。軸状であって、根からの養分や水分が葉に送られる道筋であり、葉で作られた養分が根に送られる道筋である …

no image

菊の摘心(芯)(きくのてきしん)(*Chrysanthemum Pinch Out, Pinch, Pinching)

(農業)(植物) 定植後2~3週間の間に、頂芽(ちょうが)を摘み取ること。これによって腋芽(わきめ)もしくは側芽(そくが)の発育が促され、側枝(そくし)の発生につながり、花の数を増やせる。 頂芽の摘み …

no image

植物の呼吸(Respiration in Plants)

(農業)(植物) 生物の呼吸の定義は不確かな部分があるが、一般的には多細胞の生物体が対外から酸素を取り入れ消費し(変換し)、体外に二酸化炭素を出すことをいい、動物が息をするように植物も呼吸して二酸化炭 …

no image

活着(かっちゃく)(Root Taking, Taking Root, Graft-Take, Growing Roots)

(農業)(植物) 植物が、移植後に根付いて生長を続けること。移植後に移植したところで新しい根が伸びて根付くこと。 普通、移植時に根は傷つくが、移植後の新しい根が根付けば植物の生育は回復する。この状態が …