(農業)(植物)
植物の一番上の芽、または茎の先端の芽を頂芽という。頂芽でない芽は腋芽(えきが、わきめ)という。
頂芽があるときに腋芽が伸びない現象を頂芽優勢(ちょうがゆうせい)という。
腋芽や果実の発達を目的として意図的に頂芽を切り取ることを摘芯(てきしん)という。頂芽では植物ホルモンのオーキシンが生産され、これが脇芽の成長を抑える働きをする。
*腋芽のことを側芽(そくが)ともいう。腋芽を脇芽(わきめ)と記す文献もある。
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投稿日:2018年6月24日 更新日:
(農業)(植物)
植物の一番上の芽、または茎の先端の芽を頂芽という。頂芽でない芽は腋芽(えきが、わきめ)という。
頂芽があるときに腋芽が伸びない現象を頂芽優勢(ちょうがゆうせい)という。
腋芽や果実の発達を目的として意図的に頂芽を切り取ることを摘芯(てきしん)という。頂芽では植物ホルモンのオーキシンが生産され、これが脇芽の成長を抑える働きをする。
*腋芽のことを側芽(そくが)ともいう。腋芽を脇芽(わきめ)と記す文献もある。
執筆者:Aglay
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