(農業)(農薬)
農薬原液1ml+水1Lで1,000倍希釈液となる。
希釈倍率=水量÷原液量。
つまり、1,001mlの1,000倍希釈液を作るには、1mlの原液と1,000mlの水を混ぜるということになる。
この表現があいまいな文献は多く、1mlの原液と999mlの水を混ぜたものが1,000倍液のように誤解しそうである。
Dilution*の発音はダイリューション。
もしも出題で、
Q:「ある農薬の1000倍液1Lを作るには、この農薬10mLと水990mL必要である。」が正しければ○、誤っていれば×とせよ。
とあれば、その答えは、
A:×。もしこの出題文を「農薬1mLと水1,000mL」とすれば、それはほぼ○である。このとき農薬は1,001mLできることになるが、通常の会話では「1Lの農薬を作るときに」と言うことが多く、「1,001Lの農薬を作るときに」とは言わないため。