「 科学 」 一覧

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日長(にっちょう)(Day Length)

2019/03/07   -科学

(農業)(科学) ①「一日のうち明るい時間」 が簡単でわかりやすい定義である。 ②「日の出から日の入りまでの時間」 とした定義では天候や日食による日々の明るさの変化は関係ないことになり、①と②は異なる …

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光飽和点(ひかりほうわてん)(Light Saturation Point)

2019/01/01   -科学

(農業)(科学) 光の強さがそれ以上大きくなっても光合成速度が速くならなくなる点(光の強さ)のこと。 植物の光合成では、光の強さが増すとある程度までは光合成が速くなるが、ある点を限度に速さはそれ以上に …

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固相、液相、気相(Solid Phase, Liquid, Phase, Gas Phase)

2019/01/01   -科学

(農業)(科学) 農業においては、「土壌は、固相の土壌粒子、液体の土壌水、気相の土壌空気という三相から成る」という言い方がされる。 これは、「土壌の、固体の部分が土壌粒子であり、液体の部分が土壌水であ …

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土壌の酸性を中和するには(How to Neutralize Soil Acidity)

2019/01/01   -科学

(農業)(科学) 石灰を播くことが解決法である。 土の酸性を中和するとは、酸性でなければアルカリ性なので酸性をアルカリ性に近づけるということになる。この酸性、アルカリ性の度合いを表すのがpH*(ペーハ …

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ブルームレス(Bloomless)

2018/10/29   -科学

(農業)(科学) 果実の表面に分泌される白い粉状でロウ質の物質を果粉(かふん、Bloom)という。ケイ酸が主成分である。果実を病気から守ったり、果実の水分蒸発を防いだりする役割があるとされる。この果粉 …

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蒸散(じょうさん)(Transpiration)

2018/10/29   -科学

(農業)(科学) 植物中の水分が、地上部から水蒸気として大気中に放出される現象。 蒸散は主として葉の裏側の気孔から行われ、これを気孔蒸散という。それ以外に植物表面のクチクラ層から行われる蒸散をクチクラ …

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塩類集積(えんるいしゅうせき)(Salt Accumulation)

2018/08/14   -科学

(農業)(科学) 地表面に塩類が集積すること。これによって作物の収穫量が減る現象を塩害という。また塩類集積は砂漠化をもたらすことがある。 原因のひとつに干拓地や乾燥地における灌漑(かんがい)水に塩類が …

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リコピン/リコペン(Lycopene*)

2018/07/28   -科学

(農業)(科学) 植物や動物に含まれる色素成分にカロテノイドがあり、その一種で赤色の有機化合物にリコピン(リコペン)がある。リコピンの分子式はC40H50。食品の着色料として用いられる。 カロテノイド …

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予措(よそ)(Pretreatment, Prestorage conditioning)

2018/07/20   -科学

(農業)(科学) 収穫した後の農産物に、腐敗や害虫やカビを防ぐ手立てを講じること。乾燥させて微生物の発生を防いだり、サツマイモにおいては高温多湿にさせてキュアリング(自己治癒現象)を起こさせたりする。

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キュアリング(Curing)

2018/07/18   -科学

(農業)(科学) 収穫した作物についた微細な傷が治癒する現象。 この現象を起こすために一定期間乾燥や高温条件に置くことを予措(よそ)という。 乾燥させる場合は微生物の繁殖を防ぐためだが、サツマイモの例 …