畜産

反芻胃(はんすうい)(Ruminant Stomach)

投稿日:2018年3月23日 更新日:

(農業)(畜産)

食べたものを微生物で分解してから口に戻せる胃。再び口で咀嚼して反すう胃に送り、胃からまた口に戻して咀嚼するこの繰り返しを反芻(はんすう)という。ウシ、ヤギ、ヒツジに見られ、これらの第一胃から第四胃のうち、第一胃と第二胃を反芻胃という。これらの動物のことは反芻動物(はんすうどうぶつ)という。

反すう胃の微生物は繊維素分解菌(せんいそぶんかいきん)であり、植物の繊維素(セルロース)を分解する。

-畜産

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

乳製品(にゅうせいひん)(Dairy Product, Milk Product)

(農業)(畜産) 牛乳や動物の乳を加工して作られる製品。ヨーグルト、チーズ、バターなどがあげられる。

no image

動物療法(どうぶつりょうほう)(Animal-Assisted Therapy(AAT))

(農業)(畜産) 人の治癒のために動物が介在する療法のこと。これらに従事する動物は例えば犬、馬、イルカなどが知られる。 動物セラピー。アニマルセラピー。 2018年の新聞にファシリティドッグ(Faci …

no image

素嚢(そのう)(Ingluvies, Crop)

(農業)(畜産) 食道の一部が袋状になっていて、食べたものを一時的に蓄えられるところ。 ニワトリを含む鳥類のほか、昆虫にもみられる。 *嗉囊、咀嚢とした文献もある。

no image

酪農(らくのう)(Dairy Husbandry)

(農業)(畜産) 乳牛を飼育して牛乳などを生産する農業のこと。

no image

有精卵(ゆうせいらん)(Sperm Egg, Fertile Egg)

(農業)(畜産) ニワトリのたまごで受精卵のもの。売られているほとんどのたまごは無精卵である。