科学

感温性(かんおんせい)(Sensitivity To Temperature, Temperature Susceptibility, Thermosensing Property, Thermosensitivity)

投稿日:

(農業)(科学)

温度を要因として植物が花芽分化や開花などの反応を示す性質。この反応は、ある温度以上になった場合の反応と、ある温度以下になった場合の反応がある。

品 種

感 温 性

多くの北日本のイネ 非感光性であり、日長ではなく高温に反応して開花する。
ムギ類などの二年生作物の一部や、牧草類などの多年生作物の一部 低温に反応して花芽分化する。
レタス 高温に反応して花芽分化する。

-科学

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

二酸化硫黄・亜硫酸ガス(Sulfur, Sulphur, Dioxide, SO2 / Sulfurous, Sulphurous, Acid Gas)

(農業)(科学) 二酸化硫黄は亜硫酸ガスともいい、腐敗した卵のような刺激臭のある無色の気体である。活火山でもこのにおいを嗅ぐことができる。化学式はSO2であり無機化合物。 自然界では火山活動で、人為的 …

no image

地温(ちおん)(Soil Temperature, Ground Temperature, Earth Temperature)

(農業)(科学) 地表や地中の温度のこと。地中温度とも、土壌温度ともいう。また、地面より上、すなわち地上の大気の温度は気温である。 一日の地温の変化は、地表では大きく変化するが、深さが30cmから50 …

no image

土壌の酸性を中和するには(How to Neutralize Soil Acidity)

(農業)(科学) 石灰を播くことが解決法である。 土の酸性を中和するとは、酸性でなければアルカリ性なので酸性をアルカリ性に近づけるということになる。この酸性、アルカリ性の度合いを表すのがpH*(ペーハ …

no image

発根促進剤(はっこんそくしんざい)(Root Stimulator)

(農業)(科学) 発根促進を目的として使用する植物成長調整剤のこと。インドール酪酸やα-ナフチルアセトアミドがその有効成分である。粉剤と液剤がある。

no image

予措(よそ)(Pretreatment, Prestorage conditioning)

(農業)(科学) 収穫した後の農産物に、腐敗や害虫やカビを防ぐ手立てを講じること。乾燥させて微生物の発生を防いだり、サツマイモにおいては高温多湿にさせてキュアリング(自己治癒現象)を起こさせたりする。