植物

実生(みしょう)(Seedling*)

投稿日:

(農業)(植物)

種子植物の種子から生育すること。種子繁殖で生育すること。栄養繁殖による生育でないものになる。

語源は、おそらく「実(み:種子)から生る(なる)もの」だと思われる。

実生苗(みしょうなえ)なら、種子植物の種子から発芽して生育した苗のこと。

これに対して挿し木苗などは栄養繁殖苗であり、実生苗でない(種子繁殖苗でない)。

(遺伝的特徴やその他の特徴)

実生苗(種子繁殖苗) 遺伝的に雑ぱく。親と全く同じ形質をもつことはあまりない。

遺伝的純系親の自殖もしくは純系親同士の交配による場合なら親と同じ形質になることもありうる。

栄養繁殖苗に比べ苗の均一性は劣る。

コーヒーノキやイチョウ、ソテツなどは、挿し木や株分けなどの栄養繁殖が難しく実生からの繁殖が普通。

挿し木苗(栄養繁殖苗) 遺伝的に親と全く同一の形質。

栄養繁殖が難しい作物もある。

多年草や木本は、栄養繁殖で増やす場合が多い。

*Seedlingの発音はスィードリングに近い。

-植物

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

自家不和合性(じかふわごうせい)(Self-Incompatibility)

(農業)(植物) 自家受精が妨げられる性質のこと。異なる個体との間では受精するが、ひとつの個体のなかで花粉が受粉されても正常な受精に至らない。 被子植物種の約半分が、この自家不和合性に該当するとされる …

no image

活着(かっちゃく)(Root Taking, Taking Root, Graft-Take, Growing Roots)

(農業)(植物) 植物が、移植後に根付いて生長を続けること。移植後に移植したところで新しい根が伸びて根付くこと。 普通、移植時に根は傷つくが、移植後の新しい根が根付けば植物の生育は回復する。この状態が …

no image

徒長(とちょう)(Spindly Growth, Stretched Out Stem*, Leggy Stem*)

(農業)(植物) 徒(いたづら)に長く伸びた茎などのこと。無駄にというニュアンスがある。内容が充実せずに伸びが進んでいる状態。 徒長苗(とちょうなえ)とか徒長枝(とちょうし)という言葉でよく使われる。 …

no image

人工受粉(じんこうじゅふん)(Artificial Fertilization, Cross-Pollinate, Hand Pollination)

(農業)(農作業)(農法)(植物) 植物のめしべの柱頭に、人為的に花粉を付けて受精に進めること。 人工授粉とも書かれる。人工を人為と書くこともある。 植物の人工受粉は、動物でなら人工受精に相当する。 …

no image

両性花(りょうせいか)(Hermaphrodite Flower, Perfect [Complete] Flower)

(農業)(植物) ひとつの花に雄しべと雌しべの両方がある花。雌雄同花(しゆうどうか)ともいう。ダイズなど。⇔単性花(たんせいか)。 →雌雄異花