植物

種子植物(しゅししょくぶつ)(Spermatophyta, Spermatophyte, Seed Plant)

投稿日:2018年6月4日 更新日:

(農業)(植物)

有性生殖の結果として種子を形成し、この種子によって繁殖する植物。裸子植物門と被子植物門とがある。

種子植物 裸子(らし)植物門(Gymnospermae)
被子(ひし)植物門(Angiospermae)

裸子植物は、胚珠が雌花にむきだしでついているもの。

被子植物は、胚珠が子房に包まれていて、これが後に果実となるもの。

種子は有性生殖によって受精した胚珠が発達したものであり、成熟とともに休眠状態になり、これは単に種(たね)と呼ばれることが多い。また発芽の三条件が揃えば発芽する。

イネ、ムギ、ダイズ等ならこの種子が収穫物であり、農業的な次の生産のためのたねでもある。

種子は、生育期間中で1回だけ作られるものと複数回作られるものがある。

前者にはイネやコムギのように1年に1回種子を作る一年生草本(そうほん)と、タケやササのように開花するまで長い年月を経て、開花結実すると枯死する一稔(いちねん)多年生草本がある。

種子植物は植物界の中で最も分化が進んでいる。

種子植物でなければシダ植物門である。

真葉植物(Euphyllophyta) シダ植物門(Pteridophyta)
種子植物(Spermatophyta) 裸子(らし)植物門(Gymnospermae)
被子(ひし)植物門(Angiospermae)

-植物

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

活着(かっちゃく)(Root Taking, Taking Root, Graft-Take, Growing Roots)

(農業)(植物) 植物が、移植後に根付いて生長を続けること。移植後に移植したところで新しい根が伸びて根付くこと。 普通、移植時に根は傷つくが、移植後の新しい根が根付けば植物の生育は回復する。この状態が …

no image

頂芽(ちょうが)(Apical Bud, Terminal Bud)

(農業)(植物) 植物の一番上の芽、または茎の先端の芽を頂芽という。頂芽でない芽は腋芽(えきが、わきめ)という。 頂芽があるときに腋芽が伸びない現象を頂芽優勢(ちょうがゆうせい)という。 腋芽や果実の …

no image

雄穂(ゆうずい)(Staminate Ear*, Staminate Tassel*)

(農業)(植物) トウモロコシの茎の先端につき花粉を発する器官、つまり雄花(おばな)の一種。イネの穂やススキの穂と同様に鑑賞的な花でないことから雄花でなく雄穂といわれるのだろう。 ひとつの株では雌穂( …

no image

花芽(はなめ、かが)(Floral Bud)

(農業)(植物) 植物の茎や枝にでる芽のうち、花や実となるもの。花芽でなければ葉芽(はめ、ようが)であり、これは葉や枝になるもの。

no image

ウイルスフリー苗(ういるすふりーなえ)(Virus-Free Plants)

(農業)(植物) ウイルスに感染していない苗。 ウイルスが植物に感染すると細胞間を移り全体に広がるが、植物の芽の先端はウイルスに感染しにくい。これは成長点での細胞分裂速度がウイルスの細胞間移行速度より …