植物

雄穂(ゆうずい)(Staminate Ear*, Staminate Tassel*)

投稿日:2020年8月2日 更新日:

(農業)(植物)

トウモロコシの茎の先端につき花粉を発する器官、つまり雄花(おばな)の一種。イネの穂やススキの穂と同様に鑑賞的な花でないことから雄花でなく雄穂といわれるのだろう。

ひとつの株では雌穂(しずい)(Female Tassel)が先に現れ、後に茎の先端つまり頂点に雄穂がつく。

しかしひとつの株の中では雄穂(ゆうずい)からの花粉が先にでてしまい、その株の雌穂(しずい)ではそれを受粉できないことが多い。

雌穂からは絹糸(けんし)が出て、他株のものも含めて雄穂からの花粉を受ける。

*英訳はいずれもここでの造語(2020/8/2)。インターネットではこの組み合わせではヒットしないので英文中に用いるとネイティブに通じない可能性あり。

*Staminate InflorescenceやMale Inflorescenceとした文献もあるがこれを直訳すると雄花部となりそう。

-植物

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

両性花(りょうせいか)(Hermaphrodite Flower, Perfect [Complete] Flower)

(農業)(植物) ひとつの花に雄しべと雌しべの両方がある花。雌雄同花(しゆうどうか)ともいう。ダイズなど。⇔単性花(たんせいか)。 →雌雄異花

no image

鬆入り(すいり)(Honeycomb, Pore*, Porous Condition, Porous Solid, Porous Structure, Porous Texture, Porous Fruit*)

(農業)(植物)(肥料)(生理障害) 根菜や果実などの中に好ましくない空洞ができること。 ダイコン、カブ、ゴボウなどの根菜や、ブロッコリーなどの葉菜や、スイカ等において起きやすい。   (原 …

no image

ロゼット(Rosette*)

(農業)(植物) 茎が短く、根から上にすぐ葉があって地表に接するようにこの葉が放射状に伸びる形態。タンポポやオオバコなど。このような葉をロゼット葉ということがある。また、茎が短く、根から上にすぐ葉があ …

no image

球茎(きゅうけい)(Corm)

(農業)(植物) 根(ね)と異なり、茎の地下部分であるところの地下茎の、4分類のひとつ。 主軸の地上茎の基部が地下ででんぷんなどの養分を蓄え、球形、卵形、楕円(だえん)体に肥大し、葉の変形による皮に包 …

no image

着花(ちゃっか)(flowering, Flower Setting)

(農業)(植物) 花が着くこと。 着花という言葉が用いられるのは着花習性の場合が多いようす。 * Flower Settingは着花という意味だけでなく、英米文献でFlower arrangement …