(農業)(肥料)
肥料の効果が植物に比較的早くあらわれるもの。逆に比較的遅くあらわれるものを遅効性(ちこうせい)とか緩効性(かんこうせい)という。なお緩効性は効果がでるのが遅いだけでなく効果の持続が長いものをさす。
速効性肥料は、効果が速くあらわれるため追肥(ついひ)に適している。
(速効性肥料といわれるもの)
(液肥)
液体アンモニア、アンモニア水など。
(窒素肥料)
硫安、塩安、硝安、尿素など。
(リン酸肥料)
過リン酸石灰、重過リン酸石灰、リン酸アンモニアなど。
(カリ肥料)
硫酸カリ、塩化カリ、草木灰など。
(水溶性肥料)
有効成分が水溶性の化成肥料。
以上はいずれも速効性であり、また固体肥料(液体でない肥料)の粒度は細かいものほど速効性となる。