科学

固相、液相、気相(Solid Phase, Liquid, Phase, Gas Phase)

投稿日:

(農業)(科学)

農業においては、「土壌は、固相の土壌粒子、液体の土壌水、気相の土壌空気という三相から成る」という言い方がされる。

これは、「土壌の、固体の部分が土壌粒子であり、液体の部分が土壌水であり、気体の部分が土壌空気である」といってもほぼ同じ意味となる。

※この言い方は、H2Oが同じ化学式でありながら氷であったり、水であったり、水蒸気であったり状態が違うことを三態といったり、三相といったりすることとは趣きが違う。

H2Oのようなひとつの分子式のものが異なる相に変わることと、土壌のように様々な成分で構成されるものを三相に分けて捉えそれらが同時に存在するということは、三相という言葉の意味を違う側面で使っていると考えないと混乱すると思われる。

※上記は三態=三相のような定義だが、態と相の定義が違う文献もある。「氷という態には今のところ16までの異なる相が発見されている。」のような文では、態をさらに細かく分けたものが相である。

-科学

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

no image

リコピン/リコペン(Lycopene*)

(農業)(科学) 植物や動物に含まれる色素成分にカロテノイドがあり、その一種で赤色の有機化合物にリコピン(リコペン)がある。リコピンの分子式はC40H50。食品の着色料として用いられる。 カロテノイド …

no image

生物の3分類(せいぶつのさんぶんるい)(3-Biological Classification, Three-domain System)

(農業)(科学) 1990年にカール・ウーズ(Carl Woese)が提唱した3ドメイン説によれば、原始生物からドメインバクテリア(真正細菌)とドメインアーケア(古細菌)という原核生物の2大系統が発生 …

no image

バイオマス(Biomass)

(農業)(科学) 代替エネルギーの供給源としての植物。 生物由来の有機性資源(bio)であって化石資源を除いた再生可能なもの、またはその量(mass)。生物が光合成で生成した有機物であり、持続的に再生 …

no image

細菌と菌類(さいきんときんるい)(Bacteria and Fungi)

(農業)(科学) 細菌と菌類は異なる。細胞の構造に大きな違いがある。 細菌 菌類 染色体 細胞内にむき出しで存在 (核がない) (原核生物) 角膜に包まれている (核がある) (真核生物) 誕生 35 …

no image

感温性(かんおんせい)(Sensitivity To Temperature, Temperature Susceptibility, Thermosensing Property, Thermosensitivity)

(農業)(科学) 温度を要因として植物が花芽分化や開花などの反応を示す性質。この反応は、ある温度以上になった場合の反応と、ある温度以下になった場合の反応がある。 品 種 感 温 性 多くの北日本のイネ …